布団の上に全裸で仰向けに寝ている久美子の脇で、弘之は全裸のまま正座をして久美子のおっぱいを見ていた。
勃起した巨根が、股間からそそり立っていた。
高志は少し離れた所で胡坐をかき、タバコを吸いながら二人を眺めていた。
「私を抱きたいのね?」久美子が弘之を見上げながら言った。
弘之は頷いた。
全裸の久美子さんを見ているだけで、胸が高鳴っていた。
抱きたいけど、どうしていいのか分からなかった。
「ちゃんと言って。」
「はい。
すみません。
久美子さんを抱きたいです。」
「性奴隷のように、私の言うことは、何でも聞いてくれる?」久美子の言い方は、まだ馴れていなく硬さが有った。
言い馴れない言葉を、緊張しながら必死で言っているようだった。
「はい。
なんでも聞きます。」弘之の返事も緊張でガチガチだった。
「気持ちよくしてくれるわね。」
「はい。」
弘之は、正座したまま動こうとしなかった。
「どうしたの?」
「はい・・・」
「はい。だけじゃぁ、わからないわ。」
「すみません。
気持ちよくなってもらう自信がないんです。」
二人の会話を黙って聞いていた高志が、タバコを灰皿にもみ消すと、苦笑しながら立ち上がった。二人に近づくと、浴衣を脱ぎ全裸になった。
「弘之君、もっとリラックスして、肩の力抜いてごらん。
硬くなるのは おちんちんだけでいいんだよ。
俺の言うとおりにやってごらん。」高志は、久美子の脇に胡坐をかきながら言った。
「はい。」
「久美子の横に添い寝をしてごらん。」
「はい。」弘之は、高志の言われるままに久美子の横に寝た。
高志が、噴出すように笑った。
「弘之君。
二人で仲良く並んで仰向けに寝て、いったい何をしたいんだい。
幼稚園のお昼寝の時間じゃないんだから、お行儀よく二人で天井向いて仰向けに寝てもしょうがないだろ。
久美子の方を向くんだよ。」高志が笑いながら言った。
「はい。すみません。」弘之は返事をすると、久美子の方を向いた。
「すみませんとか言わなくていいから。
久美子を抱くことに集中して。」
「はい。すみません。」高志は、弘之の返事を聞いて、頭を抱えながら苦笑をした。
「お互いの生きている温もりを、直接感じあうように、もっと久美子に身体を密着させて。」
弘之は、高志に言われたとおりに密着をしてきて、高志の指導が始まった。
「足を絡ませて、大きなおちんちんを、久美子の太ももに当たるようにして。
久美子の髪を優しく撫でて。
違う。違う。
それじゃあ、イイコ、イイコしているだけだろ。
もっと、優しく髪を梳かすように撫でて。
そのままの流れで、頬を撫でる。
シャボン玉を壊さないように、指先が触れるか触れないかの感覚で撫でる。」
久美子は、されるがまま目を閉じた。
硬くなっているおちんちんが腰の辺りに押し付けられ、頬を撫でる愛撫は、高志の愛撫に比べてぎこちなかった。
目を閉じて高志の声を聞きながら、弘之の愛撫を受け入れていると、まだ童貞だった時代の高志に愛撫をされているよう
な感覚に捕らわれた。
「久美子にキスをして。」
弘之の唇の感触を、唇に感じた。
唇と唇を重ねただけの、ぎこちないキスだった。
高志の指示で、弘之の手は乳房を揉み乳首を摘み、やがてアンダーヘアから太ももへと移っていった。
股間の奥の割れ目に、弘之の指を感じたとき、久美子はふっと罪悪感を感じ無意識に足を閉じた。
愛する高志の前で、大切な部分を触れられることに躊躇いを感じた。
高志は、久美子の心の動きを感じ取ると、久美子の背後に回り、久美子の上体を起こすと背中から包み込むように抱きし
めた。
つづく
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