高志は、海沿いに有るお食事処の広い駐車場に車を止めた。
「それじゃあ、流石に入店断られるな。」高志は、久美子の胸元を見て言った。
ちょっぴりHなボディコン「ムリ?」
「乳首、完全に透けてるよ。初めの服に着替えて。」
久美子は、心の中でほっとする気持ちよりも、がっかりとした気持ちの方が大きかった。
日常では有り得ない、高志の空間を、もっと感じたい。
私は、いったい何処まで行ってしまうのだろうか?
怖さは無かった。
それは、高志と一緒だからだと思った。
久美子は、シートベルトを外すと、着てた白いボディコンを一気に脱いだ。
脱ぐことに躊躇いは無かった。
周囲の人の気配も、気にしなかった。
久美子の目に映っているのは、高志だけだった。
ボディコンを脱ぐと、全裸になった。
「また、縛りたくなっちゃうね。」高志が、久美子のバストを見て笑いながら言った。
「縛る?」久美子も笑顔で答えた。
「よけい、店に入れてもらえないよ。」
「そしたら、私を食べて。」
信じられない会話。
信じられない姿。
まだ少し恥ずかしさは有った。
半日で、少しづつ久美子は、非日常の世界に身体も心も馴染んでいった。
女は、男よりも一歩を踏み出すのに躊躇う。
拒絶し、迷い、恥じらい、それでも、一歩を踏み出したら、女のほうが男よりも馴れるのが早いのかもしれない。
そして、また新しい非日常に触れたとき、女は、迷い、恥らう。
そんな、気がした。
駐車場の入り口にいた、若い男性2人が、車の中で全裸でいる久美子に気がついた。
何かを話しながら、遠くから久美子を見ていた。
彼らからは、乳房が見えているはずだった。
「見られているよ。」高志が笑顔で言った。
高志の笑顔が好きだと思った。
頬にエクボ出来て、とても楽しそうに笑う。
「外で着替えようかしら。」久美子は、黒い服を手に取りながら言った。
「いいね。」
「いいの?」
「いいよ。自然体で、着替えて。」
久美子は、着替えの服を手に持ち助手席のドアを開けると、全裸のまま外に出た。
裸で外に出ると、突然、何処か落ち着かない恥ずかしさと緊張感がこみ上げてきた。
心臓が高鳴り、ドアを閉める手の動きにぎこちなさを感じた。
ドアを閉める音と、男性達の「おおおおっ~」と言う歓声が、強い日差しの中で駐車場に乾いた音を響かせていた。
若い男性達に、後ろを向きになったまま前を向くことが出来なかった。
彼らの方を振り返る勇気が無かった。
彼らに、乳房や陰毛を晒すことよりも、彼らと目が合う事に恥ずかしさを感じた。
久美子は後ろ向きのまま、頭から黒いミニのドレスを頭から被り、運転席から現れた高志と腕を組んでお食事処の玄関に向かって歩き始めた。
若者達の視線を、じっと感じたまま。
スリンキーミニドレス 8464 2,280円つづく
5月末までキャンペーン 月額980円!!DMM恋活 クリックだけなら費用は発生しません。合コンセッティングサービス信頼度ランキング4年連続NO.1![コンパde恋ぷらん]官能の世界を共有できる女性が待っています。
テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト