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【ダブル不倫】 4 温泉旅行

M美とは、大阪と東京との遠距離に加えて、お互い既婚者との制限があった。
たとえお金が有っても、お互いが自由に動ける時間が無かった。
そんななかでも、4月に一泊で伊豆の温泉に行く計画を建てた。
桜の季節だった。
家族には、出張だと言った。
実際に、俺は出張の多い仕事だったから、特に怪しまれなかった。

青空の広がった春らしい日だった。
伊東駅からバスに乗り、大室山の麓にある桜の里に行った。
満開の桜で公園は、薄いピンク色に染まっていた。
花びらが舞い、M美の髪に舞い降りた。

温泉宿に着くと、お風呂に入った。
俺が男風呂で、M美は女風呂だった。
M美の浴衣姿を始めて見た。
海の幸で賑わった食事をして、部屋に戻った。

2人きりの部屋の中で、微妙な緊張感を覚えた。
頭の中は、M美とエッチをするタイミングを見計らうことで一杯だった。
TVを見ながら並んで座り、取り留めの無い話を繰り返し、ビールを空けていった。
空になった、ビールの缶が2つ3つと増えて行った。

M美の肩を抱くと、寄りかかってきた。
そして、唇と唇を重ねた。
柔らかく濡れたM美の唇の感触がネットリと、俺の唇に伝わって来た。
そして、唇を離す。
もう一度、重ねる。
何度も、何度も、繰り返した。

キスをしながら、M美の頬を撫で、ウナジを撫で、浴衣の合わせ目に手を忍び込ませると乳房を撫でた。

ゆっくりと、M美の全身を撫でていく。

触れたいと焦がれていた、M美の身体をゆっくりと味わいたかった。
浴衣の裾の合わせ目から、太ももをなで、パンティの上から太ももの付け根を撫でた。
陰毛の感触が、パンティの上からも分った。

もう片方の手で、M美の手を取り、俺の股間に置いた。
浴衣の上から、M美は俺の股間を撫で弄った。
会社でのM美は、男の股間を弄るようなタイプではなかった。
そのギャップに興奮を覚えた。

M美のパンティの中に、指を忍び込ませた。
指が陰毛に触れた。
更に奥に忍び込ませ、M美の割れ目に触れた。
既に、湿っていた。
感じ、興奮をしているのが分った。
M美の割れ目が、俺を求めていた。

M美の耳元で囁いた。
「布団に行こう。」
M美は無言で、少し恥ずかしそうに頷いた。

つづく


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