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官能小説 【調教に溺れて】第18章 私を奴隷にして

食事を終えてた後、「あの、若者達はまだいるかな?」高志が言った。
「まだ、居るかしら?」
「まだ、居たら。。。」高志は、言葉を切ると、何かを言いたげに一瞬口元だけで笑った。
「居たら?」久美子は、高志の言葉をなぞる様に言った。
「もっと、近くで久美子の全裸を見せてあげよう。」高志は、テーブルから軽く身を乗り出し小声で言った。
”全裸を見せる”その言葉が久美子の心臓を貫き、苦しいくらいに胸が高鳴った。
見ず知らずの若者達に、恥ずかしい割れ目をじっと見られたら。。。
久美子は目を閉じると、若者達に股間を見られている自分の姿を想像した。
口元が半開きになり、また、濡れてきた。
下着を着けていない、股間が濡れてヌルヌルとしていた。

久美子の中にある、淫らな心がざわついてる。

高志が会計をしている間に、もし若者達がいたら本当に全裸を見せるのかしら?
そんなことを考えていると、緊張で身体が強張った。

店を出ると、駐車場には若者達の姿は無く、娘2人を連れた親子連れとすれ違っただけだった。
若者達が居なくて、ほっとした気持ちと、がっかりした気持ちが入り混じながら車に乗り込んだ。
「残念だったな。」高志が、笑顔で言った。
「残念でした。」
「久美子は、おまんこ見られたかったか?」
「わからないの。
 知らない人たちに見られるのなんて、死ぬほど恥ずかしいし、今まで考えたことも無かったの。
 でも。。。。」久美子は、考えるように言葉を区切った。
久美子の顔は、心の中の葛藤が現れたように唇を強く結んだ。
高志は、久美子の顔をじっと見詰めながら次の言葉を待った。
短い沈黙が車内を支配した。
やがて、久美子は何かを決断したように、一度強く唇を噛むと深い溜息を吐き「本当は、見られたかったんだと思うの。」と言って笑った。その笑顔は、何かをふっきた様な笑顔だった。
「でも、それを認めたくない自分がいたの。それは、ずっと育ってきた道徳的な自分だと思うの。そんなことをしてはいけないって。そんなことを、考えてすらいけないって。それは、人としてやってはいけないことなんだって。今日、高志と朝からずっと一緒にいて。。。」久美子は、そういうと左右に首を振った。
「違う。違うの。本当は今日じゃないの。あの日、高志からメールが来た、あの日の朝から、ずっと自分で感じていたの。私の心の奥底に、淫らで淫乱な心が有ることを、ずっと感じていながらずっとそれを否定し続けていたの。」久美子は高志の目を見詰めた。
「いいの?私、いいの?その想いを高志にぶつけていいの?高志は受け止めてくれるの?」久美子は高志を強く見詰めたまま、高志の腕を掴んだ。

高志の顔から笑みが消え、久美子の頬に手を添えると唇を強く重ねてきた。
高志の舌が遠慮なく、久美子の口の中に差し込まれ、2人の舌が絡まりお互いの唾液を求め吸い合った。

「んんっ。」唇を塞がれたまま、久美子は喘いだ。

愛しかった。
高志の全てが愛しく、高志のペニスをバァギナの中に銜え込みたかった。

高志は唇を離すと「愛しているよ。」と言った。
久美子の中に、喜びと幸せが充満した。
「私も、愛してる。
 高志の好きなように私を育てて。
 望むこと、全部してあげたい。
 私を高志の奴隷にして。」

久美子は、そう言うと、高志の首筋を強く噛んだ。

つづく




テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

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