M美と別れて、ホテルに戻ると、メールをした。
”今日は楽しかった。
どんどんと気持ちが近づいていきます。”
返事は直ぐに来た。
”私も。
2人の時は、M美と呼んで。”
年甲斐もなく胸が時めいた。
締め付けられるように、甘く苦しかった。
温かく柔らかな、M美の唇の感触を思い出しながら、一人ビジネスホテルのベットで、オナニーをした。
そして、直ぐに射精をしてしまった。
東京に戻ると、メールと時間が有るときに電話で絆を深めていった。
俺は、女房とは別々の部屋に寝ていたから、夜中でもメールが出来た。
確か、M美は旦那と同じベットで寝ていると言っていた。
それなのに、夜中のメールにM美から頻繁に返事が来た。
M美に聞いた。
”こんな時間にメールをしていて大丈夫なの?”
”大丈夫。旦那は隣でTVを見ているよ。チュ!!”
旦那が隣にいて、別の男にラブメールを送る。
やはり、女は怖いと思った。
次にM美と会ったのは、3月上旬の土曜日だった。
M美が用事が有って、東京の実家に来たときだった。
2人で鎌倉に梅の花を見に行った。
肌寒く、コートが必要な日だった。
北鎌倉駅は、多くの観光客で賑わっていた。
駅前の山門を潜ると、空気の中に静寂さが加わった。
小高い山に向かって真直ぐ伸びている、境内をブラブラと歩き始めた。
M美の肩が俺の肩にぶつかる。
そして、もう一度ぶつかった時、M美の手を握った。
円覚寺から東慶寺を回り、小町通りでランチをした。
鎌倉野菜を使ったパスタが自慢のお洒落な店だった。
本音を言えば、俺は、育ちのせいかそういうのがよく分らなかったし、何か満足感が得られなかった。
昔ながらの喫茶店のミートソーススパゲッティの方が好きだった。
M美とは、色々な話をした。
会話の中で一つ欠けているものが有った。
それは、お互いの普段の私生活に関することだった。
落とし穴を避けるように、会話の回り道をしながら、その話題を避けた。
そのためか、何か2人の会話に現実味が喪失されているような気がした。
食事が終わると、鎌倉八幡宮をお参りし、江ノ電に乗って江ノ島に向かった。
江ノ島に掛かる、長い桟橋を渡り、長いエスカレータに乗り、山の上にある展望台に登った。
展望台の前にある休憩所で休憩をしていると、太陽が海に沈んでいった。
隣のテーブルの若いカップルが、夕焼けに染まった空を眺めながら、何度もキスをしていた。
そして、俺達も、その日最初のキスをした。
大阪の街以来のキスだった。
2ヶ月近く、待ち望んだキスをした。
40代の男と30代の女のキスだった。
顔だけを近づけ、唇を重ね、舌を絡ませた。
周囲の他人の目が気にならなくなっていた。
江ノ島を出ると、M美の実家の最寄駅まで送った。
改札を出ると、別れ難かった。
時刻は、22時を過ぎていた。
お互いに朝までいることは出来なかった。
1時間だけ、駅前のカラオケボックスに行った。
1曲づつ歌った後、キスをした。
唇を重ねながら、M美の頬を撫でた。
舌を絡ませながら、M美の胸の膨らみを服の上から撫でた。
そのふくよかな膨らみを確かめるように。
「あっ。」M美が小さな吐息を吐いた。
お互いの舌先が、お互いの舌先を求めながら、胸元の隙間から手を忍び込ませた。
ブラジャーの感触。
そして、ブラジャーの隙間に指を入れた。
柔らかい乳房に触れた。
更に奥に。
乳首の突起に触れた。
M美の
乳首だと思うと、触れてはいけないものに触れた気がした。
M美の胸元を覗き込んだ。
ブラジャーの隙間から、大きな乳房の先端に
乳首が見えた。
俺はM美のことが、堪らなく愛しく思えた。
つづく
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