部屋に備え付けられた、お風呂から上がると食事の支度が出来たと内線があった。
高志は、二人を繋いでいる手枷を外した。
手枷をしたまま、食事に行こうと高志に言って欲しかったけど、高志は何も言わずに手枷を外した。
久美子は、寂しさを感じた。
「下着を着けないで、浴衣だけ着て。」高志はそう言うと、赤い花柄の浴衣を久美子に着せた。
高志が、浴衣の帯を締めてくれるのが嬉しかった。
私は、いつの間にか高志の一つ一つの仕草や言葉に、心の中で一喜一憂するようになってしまった。
バイキング形式の食堂に行くと、既に15組ぐらいの泊り客で賑わっていた。
高志は、赤ワインを頼み二人で乾杯をした。
グラスとグラスがぶつかり合う音が響き、二人だけの神聖な儀式を奏でる音のように久美子には感じた。
高志と結ばれたことが、久美子の緊張をほぐしたようで、朝から食事が喉を通らなかったことが嘘のように大量に
食べた。
食事が終わると、高志と散歩に出かけた。
ホテルの庭を抜け、坂道を降りると岸壁の海に出た。
人影は無く、小さな漁船が何隻か停泊していた。
夜の海を見ながら、久美子は高志と手を繋いで歩いた。
陸から海に突き出た堤防を暫く歩くと、一段低くなっていて周囲からは隠れた場所があった。
3段程の階段を下りると、薄暗い岸壁に腰を降ろし高志と並んで座った。
暗い闇に覆われて空と海の境が交じり合い、三日月のお月様が浮かんでいる。
並んで座りながら、久美子は高志の肩にそっと頭を乗せた。
どちらが求めた訳では無く、自然なことの様に、二人の唇が深く重なる。
高志の手が、浴衣の合わせ目から忍び込みブラをしていない乳房に直接触れた。
柔らかな乳房の感触と乳首の突起を、高志は手のひらに感じる。
久美子の身体の奥から、夕暮れのベランダで高志に挿入されたバァギナの感覚が鮮明に蘇って来て、膣がペニスを
求めて濡れ始めた。
久美子の浴衣の帯が解かれ、浴衣が肩から外れると、下着を着けていない久美子は全裸になった。
高志は、久美子の片足を自分の膝の上のすると、久美子はもう片方の足を自ら反対側に開き海に向かってM字開脚
になった。
高志の手が久美子の股間に伸び、割れ目を開くと闇の中にピンクのクリトリスが顔を出した。
「お月様に見せてあげよう。」高志が言った。
「お月様興奮しちゃうかな?」
「興奮して、三日月が満月になるかもね。」
「もっと興奮させちゃう。」久美子はそう言うと、高志の股間に顔を埋め浴衣の合わせ目からペニスを取り出して
フェラチオをした。
息が詰まるくらいに、勃起したペニスを口の中にくわえ込み、舌を使って口の中のペニスをたっぷりと舐めた。
「んんっ。」高志の低い喘ぎ声が耳元で聞こえ、高志の手のひらの温もりを背中に感じた。
ゆっくりとペニスから口を離すと、唾液に濡れたペニスは薄明かりの外灯を反射して、輝きながら聳え立っていた
。
久美子は、それを見詰め美しいと思った。
「入れたい。」久美子が言った。
愛撫もされていなくても、バァギナはしっとりと濡れ男性器を受け入れる準備が整っていた。
「上に乗って。」高志が言った。
久美子は、高志を跨ぐとそそり立つ男性器に向かって腰を下ろし、高志と向かい合った。
男性器と女性器を月夜の海辺で、一つに繋げたままキスをした。
久美子は、高志の浴衣を肌蹴ると、背中に腕を回し高志を抱きしめた。
高志の胸板と久美子の乳房が触れ合った。
久美子が腰を動かそうとしたとき、遠くから人の声が聞こえた。
数人の男性の声が、背後から近づいて来た。
つづく
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