美津子は、外見にまったく気を使わない女性だった。
髪の毛を短く切りそろえ、化粧も薄く、お洒落な服にも興味が無かった。
25年間、男性に声を掛けられたことも、男性と付き合ったことも無かった。
友達には、もっとお洒落をしなさい。
そうすれば、顔立ちは悪くないんだからもっともてると言われるが、何だかめんどくさかった。
男性に興味が無いわけではなかったけれども、自分は、恋愛や性に対してあまり興味が無い人種なんだと思っていた。
そんな、美津子が恋をした。
相手は、同じ部署に今年異動してきた、2歳年下の香だった。
香は笑顔が可愛く、胸も大きく、お洒落で女性らしい女性だった。
美津子の一目惚れだった。
何故、好きになってしまったのか分からない。
美津子は、けっしてレズではなかった。
実際、香以外の女性には、まったく興味が無かった。
仕事中も香の姿を目で追っている、自分に気が付いた。
もちろん、香に告白など出来る訳がなかった。
香にレズの趣味が有るとは思えなかった。
一人暮らしのアパートに帰ると、香のことばかりが頭に浮かんだ。
部屋の明かりを消し、布団に入ると香の可愛い笑顔が脳裏に浮かんできた。
もっと、話がしたい。
もっと、一緒にいたい。
そして、香の身体に触れたい。
見たことも無い、香の裸体を思い浮かべた。
香の大きな乳房に触れたいと思う。
胸に甘く切なく、そして狂おしい程の痛みが走った。
目を閉じて寝巻き代わりのTシャツの上から、自分の乳房に触れた。
香の指先を思い出して、Tシャツの上から乳首を摘んでみた。
「アッ。」小さな声が漏れた。
Tシャツの中に手を入れて、小さな乳房の先端に有る乳首に触れた。
そして、指で摘みながら「香。」と心の中で、名前を呼んだ。
恥ずかしさと快感が、こみ上げてくる。
美津子にとって、初めての
一人エッチだった。
我慢が出来なくなった。
おそるおそる、パンティの中に指を入れた。
足を開き、股間の割れ目を指で触れてみた。
恥ずかしいくらいに、濡れていた。
割れ目を指で開き、クリトリスに触れた。
身体中に電気が走った様に、快感が走りぬけた。
「アアッ。」声が出てしまった。
「香。」
「香。」
心の中で叫んだのか、実際に声に出してしまったのか分らなかった。
一人自分の指でクリトリスを刺激しながら、香の名前を呼んだ。
美津子は、快感に任せて指で刺激した。
子宮が熱を持ち、波のように快感が押寄せてきた。
クリトリスを刺激する指を挟み込むように、太ももに力を入れきつく足を閉じた。
「アアッ。」
「アアッ。」
「アアッ。」
感じる。
感じてしまう。
快感の強い波が押寄せて来た後、頭の中が真っ白になり、身体中の力が抜けた。
暫くの時間、美津子は身動きをすることが出来なかった。
呼吸が荒い息を繰り返していた。
火照った身体を冷やす様に、ぬるいシャワーを浴びた。
股間は、オナニーの名残でまだ濡れていた。
胸が痛いほどに苦しい。
何故、こんなにも好きになってしまったのだろう。
苦しくて、涙が出そうだった。
切なさを断ち切るように、目を瞑りシャワーを顔いっぱいに浴びた。
シャワーの水圧では、香への想いを洗い流してはくれなかった。
つづく
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